火星が地球に最接近し、その時間とは [科学]
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地球の隣にある惑星、火星が5月31日、地球に最接近しました。
「スーパーマーズ」とも言われ、今回は中接近ですが最近10年間で最も近い距離になっています。
太陽系で隣り合う火星と地球は、太陽の周りを回る周期の違いからおよそ2年2か月に1回、接近します。ただ、地球の軌道がほぼ円形なのに対して、火星の軌道がだ円になっていることから、火星と地球との距離は、接近するたびに変わります。
国立天文台によると、火星は5月31日、地球に最接近し、今回はおよそ7500万キロまで近づきました。
火星の明るさは1等星のおよそ15倍の「マイナス2等星」くらいになるとみられ、地球から見える火星の見かけの大きさも、ことしの最も小さいときと比べて直径がおよそ3倍になります。
ところで、望遠鏡で観測したとき一般的に、接近したときでないと火星表面の模様は見えないのです。
これから1週間程度は、天候に恵まれれば、いつもより明るく大きい火星が一晩を通して、都市部でも肉眼で見ることができるということです。
国立天文台によると、次に火星が地球に接近するのは、2年後の2018年7月31日です。
このときの地球との距離は、今回の4分の3となるおよそ5700万キロにまで迫り、火星の見かけの大きさは、今回と比べて直径がさらに1.3倍にもなる、まさに「大接近」になるということです。
最接近したのは5月31日ですが、ここ2~3週間くらいは地球に接近しています。
晴れた夜の8時過ぎ以降、南の空に目をやってもらえば、明るくオレンジ色に光る火星に気づくはずです。
私も天文アマチュアなので、所有する口径20㎝の天体望遠鏡で何回か観測いたしました。
シーイング(大気の流れ)がよくなった瞬間は、はっとするほど表面の模様などがよく見える感じです。
ちなみに、双眼鏡では表面の模様などを見るのは無理で、望遠鏡でないと丸く見えてきません。
今回の接近は中接近ですので、あと2年後の2018年度の大接近に期待しましょう。
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地球の隣にある惑星、火星が5月31日、地球に最接近しました。
「スーパーマーズ」とも言われ、今回は中接近ですが最近10年間で最も近い距離になっています。
太陽系で隣り合う火星と地球は、太陽の周りを回る周期の違いからおよそ2年2か月に1回、接近します。ただ、地球の軌道がほぼ円形なのに対して、火星の軌道がだ円になっていることから、火星と地球との距離は、接近するたびに変わります。
国立天文台によると、火星は5月31日、地球に最接近し、今回はおよそ7500万キロまで近づきました。
火星の明るさは1等星のおよそ15倍の「マイナス2等星」くらいになるとみられ、地球から見える火星の見かけの大きさも、ことしの最も小さいときと比べて直径がおよそ3倍になります。
ところで、望遠鏡で観測したとき一般的に、接近したときでないと火星表面の模様は見えないのです。
これから1週間程度は、天候に恵まれれば、いつもより明るく大きい火星が一晩を通して、都市部でも肉眼で見ることができるということです。
国立天文台によると、次に火星が地球に接近するのは、2年後の2018年7月31日です。
このときの地球との距離は、今回の4分の3となるおよそ5700万キロにまで迫り、火星の見かけの大きさは、今回と比べて直径がさらに1.3倍にもなる、まさに「大接近」になるということです。
最接近したのは5月31日ですが、ここ2~3週間くらいは地球に接近しています。
晴れた夜の8時過ぎ以降、南の空に目をやってもらえば、明るくオレンジ色に光る火星に気づくはずです。
私も天文アマチュアなので、所有する口径20㎝の天体望遠鏡で何回か観測いたしました。
シーイング(大気の流れ)がよくなった瞬間は、はっとするほど表面の模様などがよく見える感じです。
ちなみに、双眼鏡では表面の模様などを見るのは無理で、望遠鏡でないと丸く見えてきません。
今回の接近は中接近ですので、あと2年後の2018年度の大接近に期待しましょう。
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