土星の衛星「エンケラドス」に、生命存在の可能性がでてきました [科学]
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土星の衛星「エンケラドス」は、全62個の衛星のなかで6番目の大きさ(直径が約500㎞)であり、土星から2番目に近い距離(約24万㎞)を約33時間の速さで公転しています。また、反射率が極めて高く太陽系の中で最も白い星とされ、表面は比較的新しい氷で覆われている。
昨年4月、米航空宇宙局(NASA)は、土星探査機カッシーニの観測によってエンケラドスに液体の水の大規模な地下海の証拠が発見されたと報告しました。地下の海の証拠はエンケラドスは「太陽系で微生物が生息する可能性の最も高い場所」の一つであることを示唆しています。
さらに、この星において再び、生命が存在してもおかしくないという条件が見いだされました。
というのも先日、東京大学や海洋研究開発機構などの国際研究チームは、土星探査機カッシーニが検出した微粒子の中に、岩石と熱水が反応してできる鉱物の微粒子「ナノシリカ」が含まれていることが確認されたと発表しました。模擬実験を行ったところ、ナノシリカができるためには90度以上の熱水環境が必要と判明し、現在も活動が続いている可能性が高いことが分かりました。
地球でも深海底の熱水活動は生命誕生の場の一つと言われ、研究チームは「地球外生命の発見に向けた前進」と捉えています。
熱水、有機物の存在と、地下の海で生命が存在する条件が揃っています。
ただし、バクテリアのような微生物のようなもので、鳥とか哺乳類とか昆虫とか、まして人間のような高等生物が存在するような可能性はまずないと思います。
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土星の衛星「エンケラドス」は、全62個の衛星のなかで6番目の大きさ(直径が約500㎞)であり、土星から2番目に近い距離(約24万㎞)を約33時間の速さで公転しています。また、反射率が極めて高く太陽系の中で最も白い星とされ、表面は比較的新しい氷で覆われている。
昨年4月、米航空宇宙局(NASA)は、土星探査機カッシーニの観測によってエンケラドスに液体の水の大規模な地下海の証拠が発見されたと報告しました。地下の海の証拠はエンケラドスは「太陽系で微生物が生息する可能性の最も高い場所」の一つであることを示唆しています。
さらに、この星において再び、生命が存在してもおかしくないという条件が見いだされました。
というのも先日、東京大学や海洋研究開発機構などの国際研究チームは、土星探査機カッシーニが検出した微粒子の中に、岩石と熱水が反応してできる鉱物の微粒子「ナノシリカ」が含まれていることが確認されたと発表しました。模擬実験を行ったところ、ナノシリカができるためには90度以上の熱水環境が必要と判明し、現在も活動が続いている可能性が高いことが分かりました。
地球でも深海底の熱水活動は生命誕生の場の一つと言われ、研究チームは「地球外生命の発見に向けた前進」と捉えています。
熱水、有機物の存在と、地下の海で生命が存在する条件が揃っています。
ただし、バクテリアのような微生物のようなもので、鳥とか哺乳類とか昆虫とか、まして人間のような高等生物が存在するような可能性はまずないと思います。
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