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中国の天津で大爆発が発生し、その原因とは [事件]

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2015年8月12日深夜、中国の天津市の浜海新区で、死者・不明者200人以上、負傷者700人を超える大爆発が起きました。


天津港の埠頭に近い化学薬品倉庫で火災が発生、消防隊が消火活動にあたっていたところ、火柱とキノコ雲が立ち上るような大爆発が2分間の間に4回起き、その爆風は3キロ離れたマンションの窓や壁もぶち抜きました。


現場の倉庫には保管許可量24トンを30倍近く上回るシアン化ナトリウム700トンほか、硝酸アンモニウム800トン、硝酸ナトリウム500トンといった危険化学薬物が3000トン以上保管されていたようです。


爆発後は周辺の水中のシアン化ナトリウム濃度は基準値の277倍となり、爆心地から6キロも離れた河の水面は死んだ魚に埋め尽くされたようです。

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天津の爆発事故、危険物質と知らず放水


当局の発表によると、倉庫近くで自動車が燃えているとの通報を受けて消防隊が現場に到着したのは12日午後11時ごろ。ある消防隊員は「水をかけてはいけない危険物質があるとは知らなかった。現場で用いたのはすべて水だった」と中国メディアに語った。

別の消防隊員は「最初(燃えていたの)はコンテナだった。10分ほど水をかけるとバリバリという音がして光り出し、爆発した」とする。約30分の放水作業の後、大きな爆発が2回起きたという。



消火といえば水をひたすらかけることが基本ですが、今回は水と反応してしまう化学薬品類であっことが、この大爆発を引き起こす悲劇につながりました。


やはり、このような危険物を置いておくとなれば、多数の人を投入して監視コントロールシステムで24時間体制で監視することが大切なのではと思いました。


また、最初の火種の原因は明確になってないようですが、中国政府の政治に対する不満がひきがねという説もあります。












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