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フォルクスワーゲン社の車が排ガス不正、その日本への影響は [事件]

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2015年9月18日、アメリカの環境保護庁は、フォルクスワーゲンがアメリカの自動車排出ガス規制をクリアするため、ディーゼル自動車に不正なソフトウェアを搭載していたと発表しました。

このソフトウェアは試験であることを自動検知し、排気ガスをコントロールする機能をフル稼働し有害物質の量が大幅に減るようになっていました。


しかし、自動車が通常走行する場合は、環境基準の40倍に上る窒素酸化物などを排出していました。

このように試験だけをクリアする機能はディフィート・デバイスと呼ばれ、アメリカでは違法であります。通常走行でも規制に適合するようソフトウェアを修正すると、燃費の劣化、馬力の低下、および部品寿命の短縮が見込まれます。


しかし、問題があるのは排ガス規制に関する部分だけであるため、運転の安全性には問題がないとされています。


なお日本では3.5トン超のディーゼル車に対してのみディフィート・デバイスが禁止されているため、当該車種での使用は違法行為とはならないようです。




ところで、フォルクスワーゲンとはどのような会社なのでしょうか?


フォルクスワーゲンは、ドイツのニーダーザクセン州ヴォルフスブルクに本社を置く自動車メーカー。

1937年設立となっているが、旧フォルクスワーゲン製造会社は第二次世界大戦前にナチス政権の国策企業として設立され、会社としては第二次世界大戦終戦後のイギリス軍管理下で改組されたもので、工場と製品設計のみを継承したかたちとなっていて、現在では世界119ヶ所に工場を持っています。

社名はドイツ語で「国民車」を意味してます。

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一応日本では、ワーゲン社からディーゼル車を輸入していないので、日本への影響は少ないと思います。


しかし、アメリカ等諸外国など輸入販売しているところでは、今後の売れ行きに影響してくると思います。



企業のイメージダウンでしょうか。


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